たくさんの英会話スクールがあるため、スクール選びには、大人や子供相手でも、大手スクールと小教室/個人教室にどちらに通うのか迷ってしまう。
私が高校生までの頃は大手はとても良い所と思っていた。その時代には英会話スクール自体も限られていたので当然である。
現代は、私も含めて留学経験ある人が、日本にでも多く存在している。その中で、英会話スクールを運営している人もいる。
私自身も帰国後、英語をさらに学ぶ努力をして気づいたことがあるので、スクールと小教室/個人教室の違いについてまとめてみた。
大きな違いは、下記表にある3つのポイントだと思う。
1つは生徒の発話量、つまり生徒がどれだけ授業中に発言できるかである。会話ゆえに、発言しなければ、決してうまくならないので、発話量が多いに越した事は無い。
その次に、大切な事は先生の継続性である。
どういうことかと言うと、大手スクールは1年通うと、翌年には先生が変わる可能性が多い。小教室や個人教室は、1人の先生が運営してる場合が多く、1年終わっても翌年もその先生に引き続き教えてもらえるという利点がある。先生が変わらないと言う事は、気に入った先生であれば、スクールを辞めない限り何年も教えてもらうことができる。
先生も変わらないため、先生との信頼関係や先生が変わったことによるお互いの強みや弱みを把握するまでの時間的なロスも防げる。
もう一点大事なポイントとしてあげたいところが、授業のフィードバックである。生徒がこれからどの点を伸ばしていけば良いか、またはどういった強みがある等のフィードバックが大切であるのは言うまでもない。
大手の場合は、学期末ごとにフィードバックがあるが、小教室や個人教室の場合は、先生が必要に感じた都度に、フィードバックも学期末に追加して行われる。この利点は課題をなるだけ早い時期に、生徒が理解して重点的に克服するための時間をたくさん取れると言う点で、かなり大きいことだと思う。
いくつかの重要なスクール選びのポイントを書いたが、1番大切な事はスクールの先生の教える能力と先生と生徒の相性である。
先生の能力とは、英語を教えるポイントを熟知しているかどうかである。つまり、英語がいくら上手くても、例えばネイティブでも、日本人のつまずく点を知っているかどうかが、大切である。例えば、文法もその中に含まれる。日本人は、てにをはの使い方を外国人に教える時に、なかなか理論的に教える事は難しい。
しかし、日本語を教える先生は、しっかりと教え方を熟知して、生徒に教えるため、日本語を話せない生徒にも、てにをはを上手く教えることができる。このような教えるポイントを熟知しているかどうかと言う事は、非常に大切なことである。
最後にまとめると、上にある大手スクールと小教室や個人教室の違いを理解した上で、SNSやホームページで先生の能力や雰囲気で相性を確かめ、体験レッスンを受けて、どのスクールでどの先生を選ぶかを決断することをお勧めしたい。
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